
【4/12受付開始】山崎 紗也夏さん『にゃーの恩返し ~2人と1匹のウチごはん~ 3巻』WEBサイン会開催のお知らせ
2025年4月12日
【4/21発売】ことのは文庫『京都お抹茶迷宮』大垣書店限定購入特典のお知らせ
2025年4月14日国際写真祭KYOTOGRAPHIE KG plus 2025 Pick up exhibition
鷹巣 由佳展 『mille-pelerille 京都』
2025.04.12(土) — 2025.05.11(日)
GALLERY & EVENT SPACE NEUTRALにて開催中。
milleはフランス語の「千」、feuille は「葉」。mille-feuille(ミルフィーユ=千枚の葉)というデザートでよく知られたこの言葉に、 「巡礼」を意味するpelerinage(ペルリナージュ)をはさみ、「mille-pelerille 」という造語を作りました。一見、変わった本に見えますが、AB規格の紙に印刷し、印刷エラーなどの“予期せぬ予期”を束ねています。 伝統と現代技術を紙から探る、新作の手製本「邂逅:kaiko-ウラジオストク-」、世界のさまざまな紙と、機械漉きと約2年行っていた「手漉き和紙」プロジェクトが影響し合う作品を展示します。
東京、京都とつづき、その土地ごとでの限定のリミテッドエディションのアートブックも制作予定。
<アートブック紹介>
「邂逅 : kaiko : encounter : Встреча」Yuka Takasu
2020年1月3日、ロシア・ウラジオストクへ。パンデミックも戦争も始まる前で、世界が「普通」だった最後の旅だった。ロシア海軍の軍港都市でありながら、ヨーロッパとアジアの文化が交差する街並みは異国情緒と親しみやすさを兼ね備え、日本車が多く走り、看板にはロシア語・ハングル・漢字が混在していた。
1月の平均気温は-12℃。ユリウス暦のクリスマスを前に、街は祝祭ムードに包まれていた。凍った海の上を歩く人々。英語が通じなくても、人々は驚くほど温かく、SNSを交換し、つながりが生まれた。しかし、コロナの流行が始まり、状況が落ち着く前に戦争が起こり、彼らと連絡が取れなくなった。個人の努力だけでは変えられない現実があるかもしれないが、それでもどこかで誰かが異なる文化や国籍を超えて他者を思いやる心を持ち続けている。今、私たちはどう「人」として向き合うのか。固定観念を超え、一人ひとりの人生や物語に目を向ける。
協力 | キヤノンマーケティングジャパン株式会社
【展示関連イベント 1】
「写真評論家タカザワケンジさんと、世界に1冊だけの鷹巣由佳の写真集をつくる」
■日時:4/20(日)
鷹巣由佳の写真をもとに、あなただけの写真集をつくってみませんか? 写真集制作を活動のベースに置いてきた鷹巣由佳が、自身の写真を素材に、写真集のつくり方を教えるワークショップです。
1人だけでつくる写真集は、読者が写真をどのように受け取るかという視点が欠けがちです。 このワークショップでは、写真作家・鷹巣由佳の写真を使って小さな写真集をつくります。 写真からストーリーを想像し、順番を決め、写真集を完成させるまでを指導します。
手作り写真集の作り方を学んだうえ、最後にあなただけの鷹巣由佳写真集を持ち帰ることができます。
また、鷹巣の東京初個展「mille-pelerille <ミルペリイユ>」を開催した東京東銀座のIG Photo Galleryディレクター、写真評論家のタカザワケンジとの対話により、写真展と写真集を行き来する方法をレクチャーします。
日時:4/20(日)13:00-18:00
場所:NEUTRAL
定員:20名
参加費:10,000円(税込)
※参加当日会場にて現金でお支払いください。
<タイムテーブル>
■13:00~13:50
「鷹巣由佳×タカザワケンジ トークショー」
「ミルペリイユ」展はどのようにつくられたか?
写真集から写真展へ
■14:00~17:00
「世界に1冊だけの鷹巣由佳写真集をつくってみる」
講師:鷹巣由佳
■17:10~18:00
「参加者の写真集を鑑賞しよう」
講師:鷹巣由佳、タカザワケンジ
※ご自身の写真を使用したい場合は、下記ご持参ください。
■A7サイズの場合(1Pに1枚の場合:マックス32枚)
■ハガキサイズ:(1Pに1枚の場合:マックス16枚)
※縦でも横でも大丈夫です。統一したほうがすっきりした仕上がりになります。
<参加方法>
下記フォームにて事前にお申込みください。
https://forms.gle/VaTEzgJkYKRKew7T9
または電話(TEL:075-431-5537)でもお申込みを受付しています。
※全て先着順にてお申込みを締め切らせていただきます。
【展示関連イベント 2】
■日時:5/11(日)
「A3用紙1枚からつくるダミーブック」
A3の1枚の紙から様々な好きなかたちの写真集を作ることができるレクチャー&ワークショップです。
・写真集を作ってみたいけど、コストは抑えたい
・自分で好きな紙に印刷した本にしたい
など、初心者の方から印刷にこだわりたい方まで、汎用性のある本作りになります。
日時:5/11(日)午前の部10:30-13:30/午後の部15:00-18:00
場所:NEUTRAL
定員:各回8名
参加費:8000円(税込)
※参加当日会場にて現金でお支払いください。
<制作の流れ>
・プレゼンテーション(1時間)
1)最初に基本の2型を作る。
2)用意したA3用紙を、折ったり切ったりしながら、本のカタチを考える。
3)製品のzineを作る。(好きな本を選べます)
・つくりかた(実践)(1時間30分)
4)自分の本のダミーブックを作る。
写真をプリントでご持参ください。
・鑑賞(30分)
5)参加者の皆さんが作った作品をみんなで見る。
6)作品の写真と集合写真撮影
<参加方法>
下記フォームにて事前にお申込みください。
https://forms.gle/VSLaiVgaftwcmecN7
または電話(TEL:075-431-5537)でもお申込みを受付しています。
※全て先着順にてお申込みを締め切らせていただきます。
鷹巣由佳 Yaka Takasu
グラフィックデザイナー。2021年に創設されたKYOTOGRAPHIE×Ruinart「Ruinart Japan Award」初代受賞。2021年秋フランスに滞在し、ルイナールのアート・レジデンシー・プログラムに参加。2023年 キヤノン GRAPHGATE 佳作 入賞、第55回富士フイルムフォトコンテストフォトブック部門審査員特別賞など受賞。デザイン事務所 211design-meme-主宰。撮ったあとの楽しみかた「写真にまつわるエトセトラ」講師。フィンランド・スウェーデン・デンマーク・エストニア・フランス・オランダ・ドイツ・チェコ・台湾などをまわり、旅と日常の境界線や言葉にできない何かを様々な視点で表現を試み、紙を中心に布やアクリルなど様々な素材を用い、AI等の身近な先端技術と、偶然や確率考現学的観点から「予期せぬ予期」を探る作品制作をしている。 写真集として『kiitos』(2014)、『NEW ANGLE PHOTOGRAPHY』(2015年)『◯(maru/circular)』(2016)『KIASMA』(2017)『Omonpacal』(2018)『mille-pèlerille,YELLOW PAGES、RED PAGES,BLUE PAGES』(2019)『GREEN PAGES』(2020)『WHITE PAGES』(2021)などがあり、世界各国のアートブックフェアで販売・展開している。 I Never Read, Art Book Fair Basel,Printed Matter, NY ART BOOK FAIR,TOKYO ART BOOK FAIR, Taipei Art book fair 草率季,UNLIMITED EDITION– Seoul Art Book Fair,New Japanese Horizon:The WAH Center’s 23rd Anniversary Year[Brooklyn]
http://takasuyuka.211design.com/portfolio/
https://www.instagram.com/takasu.yuka
■THE GENERAL KYOTOでの展覧会開催のお知らせ
本展は、THE GENERAL KYOTO 四条新町にて展覧会を同時開催しています。併せてぜひご覧ください。
THE GENERAL KYOTO
604-8214 京都府京都市中京区百足屋町392
Open: 4.12 Sat–5.11 Sun 11:00-17:00 Open Everyday
11:00 – 17:00
入場無料
KG+紹介ページ
https://kgplus.kyotographie.jp/exhibitions/2025/yuka-takasu/
ギャラリー・イベントスペース/NEUTRAL
〒602-8242 京都府京都市上京区皀莢町(サイカチチョウ)287 大垣書店堀川新文化ビルヂング店2F
075-431-5537
営業時間: 10:00-19:00
※会期中、予告なく内容を変更する場合がございます。店舗の状況につきましては、ギャラリー・イベントスペース/NEUTRALTOPページをご確認のうえご来店ください。