堀川新文化ビルヂングでは吉浦眞琴さんによる展覧会を開催しております。
その関連ワークショップとして、「プレス機で小さな版画を刷ってみよう!」を開催いたします。
事前申込が必要ですので、ぜひ以下案内よりご確認ください。
今回展示する作品の版画技法であるドライポイントで、オリジナルの蔵書票*を作ります。プレス機を使った本格的な版画で、お気に入りの本に印をしたり、できたものをお部屋に飾ってみませんか?
■日時:7月20日(土)①11:00~/②14:00~
■場所:堀川新文化ビルヂング2F NEUTRAL
■定員:各回8名
■参加費:3,300円(税込)
■所要時間:約1時間
■対象:小学生から
■服装・持ち物:汚れても大丈夫な服。参考にしたい絵などがあればお持ちください。
※お子様が参加される場合は、大人の方が補助をお願いします。
※イベントは予告なく変更・中止になる場合がございます。予めご了承ください。
2024.06.22(土) — 2024.07.21(日)
会場: 堀川新文化ビルヂング 館内各所
時間:10:00~19:00
これは子供の時からですが、なんとなく出かけた先で偶然ばったり友達や知り合いに会うことがあります。
何の約束も縁もゆかりもない場所でもばったりと。
似たような状況で本屋に行った時に、パッと取った本が今の自分自身にとても染み渡るような必要なものであるということがあります。
作品の制作でも何となく手を動かしながら線を引いているうちにイメージが現れてきます。
これも全てを意図して描いているというよりも、あるところからこちらに出現してくるような偶然、不意にあったような感覚が強いです。
ドライポイントという銅版画の技法を用いて作品を作っていますが、この製版の過程でもどのような色になるか、
どのような線が出るかということは予想がつきづらく手探りで不確かです。不確かな中でも兆しのようなものが現れてきて
ある時イメージがしっかりと出現する瞬間があります。
この兆しや偶然を束ねて現れてきたイメージを紙に刷り表現しています。(作家ステートメント)
吉浦眞琴 Yoshiura Makoto
1994年 神奈川生まれ
2017年 京都造形芸術大学美術工芸学科油画/版画コース卒業
2019年 京都市立芸術大学 大学院美術研究科絵画専攻版画修了 個展
展覧会歴
2019年 「砂漠の洪水」(大阪/芝田町画廊)
2021年 「しちひきでもはち」(京都/ギャラリー恵風)
2023年 「雷を捕まえる」 (大阪/芝田町画廊) 主なグループ展
2021年「中林忠良-版画の系譜と展開」(京都/ギャラリー恵風)
2021年「久保智沙衣・吉浦眞琴 銅版画2人展」(大阪/芝田町画廊)
2023年「Infinitely expanding printmaking expression(無限に広がる版画表現))」(大阪/芝田町画廊)
2024年「京都府新鋭選抜展Kyoto ArtforTomorrow2024」(京都/京都文化博物館)
2024年「ARTIST’S FAIR KYOTO 2024」(京都/京都国立博物館明治古都館)
受賞歴
2018年 第43回全国大学版画展 町田市立国際版画美術館収蔵賞
2019年 2018年度京都市立芸術大学制作展 大学院市長賞
2022年 第20回南島原市セミナリヨ現代版画展 大賞
2023年Idemitsu Art Award 2023 竹中美幸審査員賞
主催:NEUTRAL