【イベント終了】『LaQであそぼう!』
2024年6月25日8月のおはなし会
2024年6月29日6月29日、大垣書店の新プロジェクトであるオリジナル雑誌『羅うすもの』を創刊いたします。
それにあわせて配布店舗にて刊行記念フェアを開催いたします。
ぜひお近くの店舗にお越しください。
<『羅うすもの』とは…>
本誌は、書店への誘客や書籍の紹介に加え、リアル・ネット両方で活動しメディアを問わないコンテンツを広く展開することで、全国の読書人のコミュニティとなり、また読書文化への入口となることを目指しています。京都を拠点に活動する批評家、黒嵜想が編集し、気鋭の書き手による小説・紀行文・インタビュー・書評等を掲載。若い方にも手にとってもらえるよう、高校生から楽しめる内容を目指しています。また、読書のインフラづくりの一環として、書店店頭にて無料で配布、近隣の学校様への寄贈も予定。将来的には、全国の書店での展開を視野にいれ準備を進めています。
タイトルになっている「羅(うすもの)」は古代から使われる言葉で薄く織った織物のこと。経糸と横糸で文字を織りこまれたこの薄い雑誌は、普段着として気軽に文学をまとってもらいたいという気持ちが込められています。
■対象店舗
《北海道》
マルヤマクラス店/東光ストア円山店/東光ストア行啓通店
《埼玉県》
ブックスタマ所沢店
《東京都》
麻布台ヒルズ店/ブックスタマ小作店/ブックスタマ東大和店
《静岡県》
イオンオール富士宮店
《岐阜県》
岐阜高島屋店
《滋賀県》
フォレオ大津一里山店
《京都府》
佛教大学店/亀岡店/イオンモール北大路店/髙島屋店/醍醐店/伏見店/京都ファミリー店/烏丸三条店/イオンモール京都五条店/二条駅店/イオンモールKYOTO店/京都ヨドバシ店/高野店/ブックパル五条店/イオンモール京都桂川店/Kotochika御池店/ブックパル桂南店/京都本店/ポルタ店/イオン洛南店/堀川新文化ビルヂング店/ブックパル山科店/佛教大学二条キャンパス店/京都文化博物館ミュージアムショップ
《大阪府》
高槻店/豊中緑丘店/イオンモール堺鉄砲町店
《兵庫県》
神戸ハーバーランドumie店/プリコ神戸店
《広島県》
ジ アウトレット広島店
《ECサイト》
NEUTRAL ONLINE SHOP
※7月10日よりオンラインショップでの販売を開始いたしました!数量限定です。お早めにお求めください。
<うすもの談話室SNSアカウント>
X(旧Twitter)@usumono_ogaki
Instagram: @usumono.ogaki
■対象書籍
<書誌情報>
■ タイトル : 『羅(うすもの)』 1号
■ 発 行 : 大垣書店 コンテンツ事業部
■ 発行人 : 大垣守可
■ 編集長 : 黒嵜想
■ デザイン : mondo
■ 発行日 : 6月下旬頃
■ 発行部数 : 10,000部
■ 配 布 : 大垣書店全店(40店舗)
■ 目 次 :
<特集1 面と繊維>
連作小説:大前粟生「京都へ逃げて」第一回
連作紀行文:大和田俊「AIR」第一回「誤嚥すること」
インタビュー:装丁家・矢萩多聞「紙をほどいて」
<特集2 ノン・ノンフィクション>
書評:ジョージ「遠い読書」
書評:小林文乃 「東欧から来た男―漫画『ゴールデンカムイ』と、ブロニスワフ・ピウスツキの生涯」
書評:木俣冬「ノンとノンのあいだに」
書評:大阿久佳乃「ノンフィクションとしての呼吸—“Lunch Poems” (Frank O’Hara) のこと」
編集長 黒嵜想から、1号の創刊に向けてメッセージ
透けるほどにうすい絹織物である「羅(うすもの)」。もっとも風通しのよい衣服をつくる生地は、かつて、書物の表紙としても親しまれていました。そんな羅のような、ポジティブな「身近さ」となる「うすさ」を求めて、この書物は編まれています。もっとも身近な書物には、どのような手触りが、文体が浮き上がるのか。二つのキーワードを織り込んで、一枚目の生地(テキスタイル)が仕上がりました。
一つは、本の最小単位である「一枚の紙」の質にまつわる「面と繊維」という言葉を。
もう一つは、現実を描写する文芸ジャンルの創作性を考える「ノン・ノンフィクション」という言葉を。
二つのキーワードに触発された文章たちの手触りを、確かめてみてください。
左:編集長の黒嵜想 右:発行人の大垣書店コンテンツ事業部大垣守可
黒嵜想(くろさき そう)
1988年生。批評家、極セカイ研究所所長。批評誌『アーギュメンツ』(2015~2018)での連載・編集をきっかけとして活動開始。批評における中心的なテーマは「音声」と「南極」。仏教音楽「声明」に関する連載「声をかく」(ウェブメディア「ちえうみ」)や無声映画活動弁士、声優論、合成音声、「バ美肉」についての論考のほか、自身が編集する南極誌『P2P』ならびに「極論」(同誌掲載)などがある。また、以上の活動と並行して大垣書店発行の批評誌『羅(うすもの)』の編集を手がけている。
■問合せ
「羅(うすもの)」事務局(大垣書店内)
TEL:075-431-5537(平日10時~19時)